ぴあEX

何度も言っているような気がしますが、わたしは今までやまだくんの考え方や性格についてはこれっぽっちも興味がなかったんですが、最近は買った雑誌のテキストを読んではあーだこーだ言ったりしています。楽しい。
特にEXの、

「最初に興味を持ったのは、ダンスです。そこから2年ぐらいはずっとダンスだけでした。最初はできなくて、悔しかったですよ。同期のヤツがちゃんとできてたり、どんどん上に行くのを見ながら、歯をくいしばってやってました。いつか抜かしてやるって。負けず嫌いなんで、基本。〜略〜いつだったか、一度だけ認めてもらったことがあって。そこから『前の方で踊っていいよ』って言われて、その辺から『近づいたかな?少し』って」

「自分がグループを引っ張るなんて、全然ないです。リーダーとか、苦手なんで(笑)目立ちたい、とは思わないんですよ。ちょっと後ろで目立ちたい、みたいな。Jr.で言うと、センターで光っているのは当たり前じゃないですか。でも、端にいるのに光ってたら、カッコよくないですか?僕、気持ち悪いのかもしれないですね(笑)JUMPでは、目立ちたいということは考えてないです。JUMPはみんなが主役なんで」

の部分がおもしろいなあと思う。のと同時にああなるほどなあとも思う。冬のジャスワナ、夏のバビロン・マイエブでの異常なまでに力の入った、むしろセンターにいる時より力の入ったダンスは、この『端にいるのに光ってたらカッコよくないですか』からきていたのかなあと。ただそれだけなんだけど(笑)いやなんでバックの時の方が光ってんだろうとずっと不思議に思っていたところにこのテキストだったので、すごくストンッと自分の中で納得いったというか。
しかし努力して前で踊れるようになってここまできたのに端で光ってたらかっこいいじゃんっておもしろいなあ。努力という言葉をやまだくんはよく使うけど、『努力して今の自分』があるのである程度今は満足している状態なのかなと思う。あんまり上へ上へってガツガツしてないよね。

このテキストからもわかるけど、元々は真ん中に立つタイプのひとではなかったような感じですね。それがなぜ今真ん中にいてカメラに抜かれまくってあいらぶゆーとか言ったりコンサートではだけてキャーって言われるようになったのか、ここまでの経緯がすごく興味深いです。