「貴方は春みたいよ」

うえぽむのソロは、というかアルバム自体いまだに買っていない人間なので*1ほとんど聞き込まず、コン前日につべで1,2回聞いたくらいでした。わたしはロミジュリ観劇していないし、この曲がジュリエットに宛てたラブレター(でいいんですよね)と聞いてもいまいちピンとこなかったんですけど。以下コンサートの内容に触れるよ。






いやー本当すげええええええと思いました。観てない人間なのにその世界に一瞬で引っ張っていかれたよ。泣いたとか、まあわたしは涙腺がひっじょーにゆるい人間なのでダランダランと泣いたんだけど、泣いたからどうとかいうお話じゃなくてこう、胸がきゅーーんってしたんだなあ。きっとあの時のうえぽむは、うえぽむじゃなくて「ロミオ」だったんだろうと思うし、ジュリエットのことを思い浮かべながら歌っていたんじゃないかなあなんて感じました。勝手に。「照れくさく笑う君のあどけない顔が大好きで」のところで、モニターに「照れくさく笑うジュリエットのあどけない顔」が映るのが、なんだかすごく幸せで、でもどこか「過去のお話」みたいな感じがしてぐっときた。
とにかくうえぽむがにこにこ幸せそうなお顔をして衣装ひらひらさせながら歌っていて、その後ろ(モニター)にもにこにこ幸せそうなお顔をしているジュリエットが居て、なんかもうこれだけでロミオもジュリエットも十分じゃないかななんて思いました。いや生きていたらそれが一番いいことはわかっているけれども。うえぽむがこの曲をつくりこの曲を歌うことで、2人がずっと幸せの中で生きていけるような気がして、これで「ロミオとジュリエット」が完結したんじゃないかなあ。
それにしてもここまで1つの作品を大事に大事にするうえぽむは本当にかっこいいひとだと思います。男らしい。なんかいらやしくないじゃん?ひきずってる感じもしないじゃん?ごく自然に、純粋に2人を幸せにして終わらせてあげたかったんだろうなー。優しいあったかい。
涼子ちゃんはコンサート来たりしたのかな。それか来る予定あるのかな。なんかわたしこのうえぽむを絶対涼子ちゃんに観てほしいなって思っています。

*1:割引になるところで買おうと思ったのに、通常も初回も置いてなくてずっと買っていないのです。いやなんか今の時期ふつうに3000円出すのやだなと思っててさ←